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NHK将棋講座 [将棋四方山話]

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本日のNHK将棋講座「妙手編」。

冒頭に今は亡き、大棋士、升田幸三氏が
大山名人との対戦で放った一着、1二角。の紹介があった。

約半世紀前の対局にもかかわらず、現代棋士をもうならせる妙手とのこと。

新手一生の言葉のもと、いろいろな斬新な手を放った。
だからプロ将棋界には今も新手を作り出した人には、升田幸三賞がある。

いまだに升田幸三氏はプロ棋士にもファンが多いと聞く。

また、ヘビースモーカで、数々のエピソードを残している。
その中でも有名なものが昔からの将棋ファンならご存知
「陣屋事件」

他にも色々面白いエピソードが。

作家の団鬼六氏が数年前のNHKの将棋の特集番組で言っていた。

稽古将棋で升田幸三氏と飛車落ちで対局したときのこと。
勿論、団氏が負けたわけですが、そのあとの感想のことを話されたのですが
それがふるっていましたね。

升田「途中まではあなたの方が絶対に優勢だった」

団「どのあたりですか?」

升田「駒を並べた時です。私の方には飛車が無いが、あなたには有ったから」

団「どの手が悪かったのですか?」

升田「あなたが駒を動かしたことが敗因ということになります」
 
そして、そのインタビューの時、団氏は
「それで、〇万円もとったんだから」と少し憤慨しておられたような。

普通だったら、むっと来ますよね。お金を出してそんな言い方されたら
しかし、その言葉と裏腹に、升田氏を憎めないやつ…。気に入っておられたようです。



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