SSブログ

将棋 電王戦 人間対コンピューター④ 将棋ソフトのパイオニア [将棋 電王戦]

スポンサーリンク




昨日、将棋世界の7月号の内館牧子さんの

月夜の駒音 「精神文化を学べ」 について書いた。



同じ将棋世界の7月号の記事に

将棋ソフトのパイオニア
森田 和郎さんの追悼記事が掲載されていた。

去年57歳の若さで亡くなられた。

パソコンをさわる将棋ファンなら、
森田将棋の名前はご存知かと思う。

森田将棋は1985年の発売で、パソコンのみならず、
家庭用のゲーム機等にも移植された。


記事の中で、参加者の方たちは
「森田さんはいろんなアイデアをオープンにしてくれた。
 だから、ここまで急速に将棋プログラムが進歩できたんです」と。

そして、コンピュータがいずれプロ棋士に勝つと予言もされていたとのこと。


将棋のプロにコンピューターが勝てるようになるまでには
ソフト開発者の方たちの努力が必要だった。

と言ってもそれだけではだめだったはず、
コンピュータの進化も必要だったのである。

15年くらいの前のコンピュータでは、
たとえいいソフトがあったとしてもその力を発揮できない。


たくさんの方々の努力が、ソフトだけではなく、
コンピュータの性能向上にも、注がれた。

それらのことは一朝一夕にできることではない。

だから、プロ棋士にコンピュータが勝つまでには、森田将棋が
世に出てから、さらに約30年の歳月が必要だったのである。


スポンサーリンク




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。