第２９期竜王戦七番勝負 第１局 ２日目 渡辺竜王の勝ち

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第２９期竜王戦七番勝負　第１局
2016年10月15・16日（土・日）

＜天龍寺＞
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68

先手：丸山 忠久　九段
後手：渡辺 明 　 竜王


第１局　２日目　渡辺竜王の勝ち
68手　５六竜まで


こんなに勝負が早く着くなんて、もう昨日の封じ手の時点で、
完全に作戦負けだったんでしょうね。

この将棋、Ａ級順位戦で渡辺竜王が、
三浦九段と同じ将棋を指していて負かされたんですね。

そこで渡辺竜王は、三浦九段との対戦で３０手目
４四歩を、準備していた４二角で応戦。

丸山九段も準備していたはずですけど
いい所なく負かされましたね。

なんとなくいやな気分です。

数年前の対戦と同じで、
４勝１敗で渡辺竜王が防衛しそうな気が・・・。

第１局　２日目　昼食休憩前
49手　４五角


２時間以上の大長考の丸山九段。

思った以上に形勢が悪いと思っての長考だったんでしょうね。

プロ棋士の方の形成判断は、先手が悪いようですね。

素人目にも、これから取れるだろう駒は少なく
持ち駒も少ない。

攻めの手がかりも４一の金と、打ったばかりの４五角では
あまり威力はなさそうです。

昼食は、やはり精進料理。
これしかないんでしょうね。



第１局　２日目　封じ手開封
44手　５七歩成


この手はプロの大方の予想通りみたいです。
ということは丸山九段は分が悪いのかも？


第１局　1日目　封じ手
43手　３五銀


対局前の波乱とは裏腹に、淡々と局面は進んでいます。

竜王戦では、分の悪い丸山九段に頑張ってほしいですね。


第１局　1日目　昼食休憩前
32手　２三銀
　

今回大変なことになりました。

タイトル戦直前に、挑戦者三浦九段が
出場禁止処分を受け丸山九段に急きょ決定。

前代未聞の疑惑付きの決定になりました。

三浦九段が、対戦相手の棋士数人から、
どうもソフトを使っているのではないかとの指摘があり
それを連盟が確認を取ろうとしているときに
こういう状況では出場できないとの三浦九段からの申し出であり。

説明責任を果たさなかったとはいえ、大きな問題になりました。

決定は決定なのですが、その理由から、
今後三浦九段は対局が非常にやりにくくなったと思います。

周りから変な目で見られることになるでしょうね。

昼食は二人とも精進料理。
場所が場所だけに他の選択肢はないんでしょうね。

第２９期竜王戦七番勝負　第５局 渡辺棋王の勝ち
渡辺棋王 126手　同歩まで

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