第66期王将戦七番勝負 第6局 久保九段の勝ち 王将位奪取

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第66期王将戦七番勝負　第6局

2017年３月14・15日
浜松市「グランドホテル浜松」


先手：久保利明九段
後手：郷田 真隆王将

第6局 久保九段の勝ち 王将位奪取
99手 　４二桂成まで


ここまで形作りして潔く郷田王将が投了。

苦しい将棋でしたね。
郷田王将は残念でした。

久保九段、順位戦もA級に復帰して、
タイトルも奪取。好調ですね。

久保王将は、今夜は勝利の美酒に
酔いしれてください。

お二人ともお疲れさまでした。


第6局　２日目午後４時前の局面
85手 　５六金まで


解説の神谷プロが、この時点で「差がついた気がします」
とのコメント。

まあ、プロですから、最後まで何があるかわかりませんから
軽はずみなことは言えないのは、仕方ないのでしょうけど

しかし、我々アマチュアの有段者でも、少し前の局面で
先手良しと思うようですけど・・・。

アマチュアがそう思うのでプロ的には相当差が
開いているはずです。

これは久保王将の誕生のようです。

52手目の9四歩では
森下九段が
「△２一玉かなと思っていたので意外でした」とのこと。

後手は△２一玉～△２二銀～△２三銀と銀冠に組み替えることが
できたようです。そうしてい「たら」違った展開になったようです。

勿論、たら、の話ですが。

第6局　第2日　昼食休憩前
72手 　5三桂まで


我々アマチュアでも経験していそうな
後手の２三金。

同レベルの相手がこんな手を指してくれるのなら
優勢を意識しそうな局面ですね。

ましてやプロレベルですから、久保九段が優勢のような気がします。
もしかしてタイトル奪取できるような予感が・・・。

郷田王将危なし！

後手の陣形を見ると、２三金の悪形が
後々尾を引きそうです。

先手は角を持っていますから、先手陣に飛車が成りこめば、
ほとんど終わりに近そうです。

２三金の悪形の祟りですね。
後手は飛車交換や、飛車の成りこみは絶対に許せないですね。

6局　第2日　封じ手開封
54手 　2三金まで


棋士の方の予想通りの郷田王将の２三金でした。
ここはこれしかなさそうですね。

ただその分、６筋方面が手薄になるというのも
プロの方の予想通りのようです。

この手の後に久保九段の６九飛車でした。
こうなると久保九段の作戦勝ちになるのでしょうか。

２三金で金を上ずらせたことで
守りにくくしていますから。

第6局　第1日　封じ手
53手 　１九飛まで


ここは勝負所で、郷田王将が封じ手をされると思いますので
早めに局面図を掲載します。

さあ、明日も楽しみですね。


第6局　第1日　昼食休憩前
26手 　７三桂まで


第６局、始まりました。

久保九段がタイトル奪取か、郷田王将が最終戦に持ち込むか。

振り飛車はわかりやすくていいですね。

第5局　郷田王将の勝ち
153手 　７五歩まで




郷田王将の勝ちでしたね。
3連敗の後の2連勝。

面白くなってきました。
第6局も目が離せませんね。




第４局　郷田王将の勝ち　　　
100手 　３七桂成まで


郷田王将が勝ちました。
すごい接戦で面白い将棋を見せていただきました。

これで次局も見れますね。

お二人ともお疲れさまでした。




第３局　久保九段の勝ち　　
124手 ７八金まで


いやぁ、プロの方は、郷田王将が有利と言ってたのに。
久保九段が勝ってしまいました。

３連勝。

居飛車穴熊を防ぐ意味で、角道をあけたまま、急戦に臨む。
それが新しい居飛車穴熊対策なんでしょうね。

プロ間でも居飛車穴熊に組まれたら、なかなか勝てないらしいですから
そうならないように、角道をあけての急戦ということですね。


郷田九段、あとがありません。
次局ぜひ勝って第５局につなげてほしいです。

お二人ともお疲れ様でした。



第２局　113手 ２三金まで　久保九段の勝ち


息詰まる終盤戦。

いやぁ、面白かったです。
迫力ある終盤戦を十分堪能させていただきました。

久保九段の2連勝。

郷田九段2連敗。

次の郷田九段の健闘を祈ります。

お二人ともお疲れさまでした。


第1局　久保九段の勝ち　86手　６九銀不成まで



いやぁ、面白い将棋でしたね。

金を見切っての強手、５６手目４四角。

神谷プロが男気を出したかっこ良かったと褒めてましたね。

久保九段が出場していますので、ずっと振り飛車見れそうで
嬉しいです。

お二人ともお疲れ様でした。




前期は
第6局　郷田王将防衛
郷田王将　102手　８三角まで


羽生名人を下しタイトル防衛。

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